千葉県母体搬送システムの運用について
お知らせ
日本産婦人科医会千葉県支部 会員各位
前略
日頃より千葉県産婦人科医療、千葉県支部活動に多大なるご協力をいただけ有難うございます。
皆様ご存知のように日本の産婦人科医療、とくに周産期医療は厳しい状況におかれております。分娩施設の閉鎖、産婦人科医の減少、訴訟や刑事訴追と様々な問題が山積しております。また「妊婦救急搬送」の問題で社会的な注目を浴びております。
日本産婦人科医会千葉県支部および日本産科婦人科学会千葉地方部会では昨年より千葉県における母体搬送システムの確立に向けて検討を重ねて参りました。その結果として別紙のごとく、千葉県においてすべての妊産婦が安心、安全かつ快適な医療のなかで新しい家族を迎えることのできるように母体搬送システムを構築いたしました。はじめてのことで先生方にご面倒をおかけすることもあると思いますが、よいシステム運用ができるように努力いたしますのでよろしくお願いいたします。なお、このシステムは現状で円滑な運営が行われている2次医療圏を越えた病院間搬送の良好な関係を妨げるものではありません。
今後運営上の問題点などのご意見を頂き改善をしていきたいと思いますので、何卒ご協力の程よろしくお願い致します。
草々
平成19年10月1日
日本産婦人科医会千葉県支部長 十河 正寬
日本産科婦人科学会千葉地方部会長 吉田 幸洋
周産期委員会委員長 宇田川 秀雄
周産期担当理事 鈴木 真
千葉県の母体搬送発生時の運用.pdf
母体搬送発生報告用紙220820.pdf
千葉県周産期医療ネットワーク(C-MATS).doc